各種委員会:ICT(Infection Control Team)

【感染対策チーム InfectionControlTeam】

大島眼科病院院内感染対策チーム(ICT)で大島眼科病院院内感染対策マニュアルを作成しましたので、趣旨とマニュアルを公開します。

【マニュアル作成の趣旨】
最近、院内感染防止対策の重要性が指摘されており、院内感染防止ガイドラインの策定が求められています。当院では院内に院内感染対策委員会を設置し、平成 10年5月6日より本格的に患者様、職員の感染予防の活動を行ってきました。その一環として大島眼科病院の院内感染対策マニュアルを作成するため、色々検討をしてまいりましたが、マニュアルに盛り込まれるべき内容は膨大であり、また刻々その内容・学説が変化しうるものであるために、当院が単独で常に内容をリフレッシュし続けることは時間的・労力的に限界があります。

従って、常に最新のものに改訂することを可能にするため、権威ある機関のマニュアルを土台とし、当院の実状に合わせてカスタマイズしたものを当院のマニュアルとすることにしました。標準予防策及び感染経路別予防策は、米国疾病管理センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevention)の「病院感染における隔離予防策のためのガイドライン:Guideline for Isolation Precaution in Hospitals」で詳細に説明されています。さらに、CDCや英国病院感染学会(Hospital Infection Society) などから数多くの病院内感染防止に関するガイドラインが刊行されており、わが国の対策を考える上で非常に参考になっております。

現在これらのガイドラインの基本精神に沿いつつ策定されたマニュアルとしては、京都大学医学部附属病院感染対策マニュアル(平成12年)と国立大学医学部附属病院感染対策協議会病院対策感染ガイドライン(平成14年2月)が完成度が高く適当と思われます。大島眼科病院感染対策チームとしてはこれらのマニュアルを、私たちが実状にあった合理的な院内感染対策を実践するためのベースとして活用したいと考えます。まず、当院の院内感染対策マニュアルの骨子は京都大学医学部附属病院感染対策マニュアル(平成12年)をベースとし、医学的な内容には改変を加えず、内規、報告書、伝票類に限り大島眼科病院の実態に即して変更を加えました。しかし、流行性角結膜炎に対するマニュアルは当院独自に作成したもの、金沢大学医学部附属病院看護部疾患別患者の標準看護計画(流行性角結膜炎患者の標準看護計画)、国立大学医学部附属病院感染対策協議会病院対策感染ガイドライン(平成14年2月)の指導内容を付録(参考資料)として添付しました。また、結核に対するマニュアルには厚生科学研究の新興再興感染症研究事業積極的疫学調査緊急研究班(主任研究者 森亨結核研究所長)が、日本医師会感染症危機管理対策室、結核予防会及び日本結核病学会の協力を受けて策定した「結核院内(施設内)感染予防の手引き(平成 11年10月)」を付録(参考資料)として添付しました。

今後、新しい科学的根拠が提供されるに従って改訂が必要になると思いますので、定期的なマニュアルの見直しを行い、必要に応じて改訂をしていく予定です(平成15年1月)。
大島眼科病院 院内感染対策マニュアル (5.2MB/130Page)

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