新聞・雑誌…掲載記事
第51回日本糖尿病学会年次学術集会( 2008年5月22-24日) 学会発表におけるインタビュー : 糖尿病内科医 田代憲司
[日経メディカル 2008年6月号(P42) 掲載記事]
「過去の大幅な体重減少も糖尿病網膜症の発症リスクに」
過去に大幅な体重減少を経験した糖尿病患者は、網膜症になりやすい可能性がある―。第51回日本糖尿病学会年次学術集会で、大島眼科病院(福岡市博多区)糖尿病内科医長の田代憲司氏が発表した。
糖尿病患者では大幅な血糖コントロールが網膜症を悪化させることが知られているが、近年、40歳以上の患者において、過去に大幅な体重減少があった場合も、網膜症を発症しやすいことの報告が出てきている。
田代氏も、網膜症の発症と過去の体重減少の関係に着目。同院の2型糖尿病の通院患者173人(男101人、女72人)に体重歴を聴取し、網膜症の状況と比較検討した。患者の平均年齢は63±10歳、平均体重は61.9±11㎏、平均HbA1cは6.9±1%だった。
現在と最大体重時のBMIの差を△BMIとし、正常および単純網膜症群をA群、増殖前および増殖網膜症群をB群として比較したところ、症状が進行しているB群の方が△BMIが有意に大きいことが明らかになった(p=0.003)。
さらに、△BMI4以上の著しい体重減少を示した群(H群、61人)と、4未満の群(L群、112人)で網膜症の状況を比較したところ、H群の61人中30人が症状が進行しているB群、L群の112人中33人がB群だった(オッズ比2.32)。H群では進行した網膜症が有意に多く、体重減少の幅が大きいほど、網膜症が進む可能性があることがわかった。
田代氏は、「糖尿病患者には体重歴を問診し、過去に大幅な体重減少を経験している患者では特に、眼科的な検査を注意深く行ってほしいと話している。」
J.A.C.O. NEWS
[(社)日本視能訓練士協会ニュース 第110号 掲載記事]
第48回日本視能矯正学会印象記:特別講演「色覚の多様性とその対応」(北原 健二先生)を聞いて
医療法人松井医仁会 大島眼科病院 馬込 和功
第48回日本視能矯正学会の第1日目の特別講演は、東京慈恵会医科大学名誉教授北原健二先生による「色覚の多様性とその対応」についてのご講演でした。ご講演内容は①色覚の成り立ちに関しての歴史②先天赤緑色覚異常についての一般的知識③色覚異常の対応について、の3項目に分けて私達にも分かり易くとても丁寧にお話しをしていただきました。
色覚の成り立ちに関しては19世紀から20世紀の時代ではYoungによって提唱されてHelmholtzによって具体化された「Young-Helmholtzの3色説」と、同時代のHeringの「反対色説」とが注目されていました。また、「Young-Helmholtzの3色説」は、赤・緑・青の3組織反応の強弱によってあらゆる色感覚が生まれるという説でありわかりやすい学説とのことですが、
北原先生はゲーテの観察力の鋭さを指摘され「色彩論」を引用され、具体的には「色の見え」の現象を3色説では説明できないことを強調しておられました。さらに、「反対色説」でも「色の見え」の説明には適しているが視細胞レベルでの説明には不向きであること、20世紀に入るとMüllerらにより網膜の視細胞の段階に「3色説」を採り入れ、視神経付近に伝達される段階には
「反対色説」を採り入れて青と黄を伝える神経と、赤と緑を伝える神経とで視覚中枢に伝達され色が生まれるという「段階説」が登場してきたことも紹介していただきました。
先天色覚異常は「赤と緑」あるいは「黄と青」のように、正常色覚者にとって明らかに異なって見える補色関係にある色同士に対して色の差が小さく感じられ、状況により判別に困難さがでること。そして、この判別困難な2つの色を結ぶ軸が「色相混同軸」と呼ばれ、この混同軸がどこにあるかによって先天赤緑異常、先天青黄異常、全色盲に分類されること。
また先天赤緑異常はX染色体劣性遺伝であり、頻度は人種差があり日本人男性の約5%、女性の約0.2%にみられ、女性の約10%は保因者であること。病因については、赤・緑遺伝子のX染色体での配列について直列に並んでいることがわかり先天赤緑異常では赤と緑遺伝子の一部ずつが結合したハイブリッド遺伝子をもつ場合と緑遺伝子が欠失した場合があり、
また赤と緑の遺伝子は相同性が高くアミノ酸に直して96%、塩基配列に直して98%に相同することなど、詳しくお話をしていただきました。先天色覚異常検査の進め方の注意点としては、色覚検査表は診断を確定するものではなく、また色覚異常の程度判定を行なうものでもなく、参考に留めておく事が大切であることを強調されていました。
またパネルD-15のパスは正常色覚と軽度の色覚異常が含まれることがあり、あくまでも程度判定が目的の検査であり、色覚異常があるかないかの判定ではないことについても説明されていました。
色覚異常の対応についてはQ&A方式の一問一答での解説でした。内容は、車の運転免許の取得条件に関することや、訓練により色覚異常が治ったといわれるような誤解についても説明がありました。そして誤解しやすい色や間違いやすい条件など、教育上・日常生活上のアドバイスなどきめ細かなご指導がありました。患者様への色覚の指導に当たっては、
特別視することなく本人に対し劣等感を抱くことのないように対応すること、将来に希望を持ち自己の個性・能力を伸ばすことができるように励まし指導する事が大切な事であるとお話をされ、私達視能訓練士としての役割が重要であることを痛感させられました。啓蒙、啓発により不利益を被らない社会作り、色覚に対する環境整備をもっと遂行していかなければならないということが、
とても大切なことだと思いました。
ご講演の最後に北原先生は東京慈恵会医科大学の創設者である高木兼寛先生の建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」を謳われ、私達、視能訓練士にも通じる貴重な精神であると深い感銘を受けご講演が終了しました。
飛蚊症(ひぶんしょう)とは?
[西日本新聞 2007年6月10日 掲載記事]
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J.A.C.O. NEWS
[(社)日本視能訓練士協会ニュース 第108号 掲載記事]
第47回日本視能矯正学会印象記:一般講演C「視能障害と視能訓練」をきいて
岩手医科大学付属病院 工藤 健
「当院の視能訓練士が行った検査に関するヒヤリ・ハット報告」
医療法人松井医仁会大島眼科病院の長井博文先生らが、大島眼科病院で医療事故防止を目的としたヒヤリ・ハットの集計内容について検討されていました。大島眼科病院ではヒヤリ・ハットを未然に防ぐために問題点をあげ、それを改善するために様々な工夫がされていました。同姓同名には色違いのワッペンを付け患者様の取り違いを防ぐなど多くの工夫を行っており、これから臨床で活用していきたいと思いました。
チーム医療で糖尿病網膜症の悪化予防
[眼科スタッフの輪を広げる「ナースネット」 2006年9月 第17号 (参天製薬(株)発行)]
掲載記事を見る (14Mb/7Page)
近視のレーザー手術
[西日本新聞 2006年9月3日 掲載記事]
掲載記事を見る
加齢黄斑変性を考える
[ノバルティスファーマ(株) 2006年8月 小冊子掲載記事]
「九州におけるPDT実施施設」に当院もあげられています(5ページ目)。
実績を誇る病院
[ホスピタウン(日本医療企画発行) 2006年4月号(No.167) 掲載記事]
掲載記事を見る P114 P115

病院向けシステム ~病院情報システム・電子カルテシステム~
[NECネクサソリューションズ 2006年3月 HP掲載記事]
掲載サイトを見る ※導入事例 (病院情報システム・電子カルテシステム) で紹介。

患者が選ぶ担当医
[日本経済新聞 2005年7月24日 掲載記事]
福岡市の大島眼科病院を訪れた患者は、診察カードを磁気読み取り機に通し、『受付掲示板』に目をやる。医師名、診察時間、受付数、待ち人数が一覧でき、込み具合や受付職員の助言を参考に、その日に診察する六、七人の医師の中から自由に指名する。
外来患者は多い日で約三百七十人。待ち時間のストレスを和らげるため、『医師は患者を選ばず、患者が医師を選ぶ』仕組みを10年前に導入した。『自分の都合に合わせやすい』(五十代男性)と好評で、人数待ちが多い医師を゛良医゛と判断してあえて選ぶ患者もいるという。 (画像:受付状況を基に医師を選ぶ患者)
一度診察を受けた後、別の医師を選ぶこともできる。カルテは引き継がれ、『セカンドオピニオンにも使える』(魚住三千夫事務長)。常勤九人のうち三人が女性医師で、同姓を望む患者らの要望にも応える。患者の目線に立ったサービスの徹底が、病院の非常識をこの病院の常識に変えている。
院内システムの情報化
[株式会社ニデック NAVIS UsersReport Vol.3 掲載記事]
段階的な院内情報化を検討し、
まずはオーダリングシステムとNAVISを連携することにしました。
松井 孝明院長より
当院では情報化による患者さんと病院側の双方のメリットを考え、早い時期から段階的な院内システムの情報化を検討してまいりました。当院に来院される患者さんは一日300人以上に上り、白内障手術や近視矯正手術を含め、年間3,500件を超える手術を行っています。
当然使用している検査機器も多岐にわたります。このような中で電子カルテの導入を誤ってしまえば、病院の運営自体に関る問題になることは目に見えていました。そこで慎重に検討した結果、完全ペーパーレスの電子カルテ導入ではなくオーダリングシステムにNECネクサソリューションズ社のHS-Mi・Ra・Isと、検査システムに眼科情報システムとして実績のあるニデック社のNAVISを導入し、この二つのシステムをオーダー連携することにより、検査の効率化と標準化を図ることとしました。
NAVIS選択のポイントは、(1)眼科検査に考慮した入力機能、(2)他社検査機器との接続性、(3)他社システムとの豊富な連携実績の3点です。ニデックは福岡に支店があるため、なにかあったときに素早いサポートが期待できることも選択の理由です。実際にトラブルも何度かありましたが、その都度対応して頂いて大きな問題となることなく現在に至っております。 (画像:院長と視能訓練士)
検査部・山田 敏夫部長より
NAVIS導入から約半年が経過いたしておりますが、導入前に十分なリハーサル及び試行を重ねた努力により、導入スタート時より患者様にお待たせする時間も以前と変わることなく運用ができました。その結果、われわれ検査部の病院に対する貢献が認められ、病院から功労賞を受けることにもなりました。
検者にとってNAVISは入力しやすく、わかりやすい、やさしいソフトです。医療の情報化は今後も着実に普及していくと思われますし、使われる情報技術も眼を見張る速さで進んでいるようです。 NAVISもこれから進化を続けて、一層効率のよい検査ができるようになると大いに期待しております。
| マスメディア掲載履歴一覧(2000年~) | |
|---|---|
| 発行日 | 掲載内容 |
| 2008.6.10 | 日経メディカル 6月号 【項目】TOPICSニュース 【備考】Dr.田代:第51回日本糖尿病学会学術集会発表のインタビュー記事「過去の大幅な体重減少も糖尿病網膜症の発症リスクに」(P42) |
| 2008.2.1 | (社)日本視能訓練士協会ニュース 第110号 【項目】第48回日本視能矯正学会印象記 |
| 2007.6.10 | 西日本新聞 【項目】ドクターに聞く 『飛文症』について |
| - | (社)日本視能訓練士協会ニュース 第108号 【項目】第47回日本視能矯正学会印象記 |
| 2006.9 | ナースネット 第17号 (参天製薬(株)発行) 【項目】チーム医療で糖尿病網膜症の悪化防止 |
| 2006.9.3 | 西日本新聞 【項目】近視のレーザー手術 |
| 2006.8 | ノバルティスファーマ(株) 小冊子 【項目】加齢黄斑変性を考える |
| 2006.6.30 | EYE Vol.7 No.1 (エイエムオー・ジャパン(株)発行) 【項目】LASEK (P12・13) |
| 2006.4 | ホスピタウン(日本医療企画発行) 4月号・No.167 【項目】実績を誇る病院 |
| 2006.3 | NECネクサソリューションズ 【項目】病院向けシステム ~病院情報システム・電子カルテシステム~ |
| 2005.7.24 | 日本経済新聞 【項目】患者が選ぶ担当医 |
| 2005.1.23 | 西日本新聞 【項目】ドクターに聞く 『目脂』について |
| - | NAVIS UsersReport Vol.3 ((株)ニデック発行) 【項目】院内システムの情報化 |
| 2004.2.11 | 讀賣新聞 【項目】「地域ニュース」医療功労賞 県表彰に2人 【備考】孝夫前院長 |
| 2003.6.1 | 月刊はかた 6月号第175号 【項目】「現代はかた養生訓」この街のお医者さん21 【備考】Dr.裕康:『眼科専門の総合病院』(P61) |
| 2002.5.25 | リビング福岡 【項目】シニア診療室 【備考】Dr.熊野:『緑内障はどういう病気?…』 |
| 2002.5 | 月刊 現代 5月号 【項目】日本の名眼科医40 (P165) |
| 2002.5.1 | Care Navigation Magazin 3rd Stage No.15 【項目】医療レポート 【備考】シニアの眼科医療最前線「健康な眼で暮らそう」(P5・6) |
| 2002.4.20 | リビング福岡 【項目】シニア診療室 【備考】Dr.熊野:『白内障手術はした方がいいの?…』 |
| 2001.6 | ズームアップヘルスケア ((株)日経メディカル開発発行) 【項目】施設訪問 【備考】人を大切にする医療の実践目指す「目の総合病院」 創業100年を誇る老舗の初心(P12・13) |
| 2000.6 | KISSEI KALEIDOSCOPE (キッセイカレイドスコープ) 【項目】Close-up 眼科訪問 【備考】当院を紹介(P8~11) |
| 2000.2 | MEDICAL INFORMATION 「1999.3-2000.2南区創刊号」 【項目】MEDICAL VOICE 【備考】Dr.裕康:『近視矯正手術について』(P26) |

