お役立ち情報:飛蚊症(ひぶんしょう)について
視覚障がいの方に朗報 (スピーチオについて)
糖尿病網膜症について
ドライアイについて
結膜炎について
飛蚊症(ひぶんしょう)について
エキシマレーザーについて
涙目について
コンタクトレンズと上手に付き合うコツ
飛蚊症(ひぶんしょう)について
情報誌「リビング福岡」の「シニア診療室」欄に2002年7月20日に掲載されたものです。
執筆者は当院副院長 熊野 祐司です。
Q:最近、目の前を糸くずが飛んでいるように見えます。
A:視界にゴミや糸くずが見え、目を動かすと付いてくる現象を飛蚊症(ひぶんしょう)と言います。眼球の中を満たしている透明なゲル状の一部が加齢などの原因で縮み、網膜から離れることで細かい濁りが生じます。その影が網膜に映って蚊が飛んでいるように見えるのがこの病気の特徴です。
飛蚊症には、生理的なものと病的なものの2つがあり、多くは生理的なものです。50代くらいから出現しますが、近視の人に症状が早く出る傾向があります。特別な治療は必要なく、完全には治りませんが次第に気にならなくなってきます。病的なものでは、眼内炎症や硝子体出血、網膜裂こうなど、重大な病気の初期症状の場合もあるので自己判断は禁物です。
飛蚊症に前後して光がチカチカと見える光視症(こうししょう)が起こったり、糸くずの量が以前より増えたなどの場合は、早めに専門医を受診してください。飛蚊症は、ひとみを開く目薬をさして診断します。約3時間はまぶしく見えにくくなりますので、時間に余裕をもって受診し、車などの運転は避けてください。

