お役立ち情報:ドライアイについて

ドライアイについて

情報誌「リビング福岡」の「シニア診療室」欄に2003年2月22日に掲載されたものです。
執筆者は当院医師 北里 琢也です。

Q:仕事でパソコンを使うせいか、目がとても疲れます。
A:コンピューターの機器の普及により、「目がかすむ」「ショボショボする」といった症状を訴える人が増えています。比較的短時間に治るものは単なる目の疲れですが、症状がひどく、しかも長く続く場合は”眼精疲労”が考えられます。眼精疲労が進むと、肩こりや片頭痛といった全身症状が現れることも。

原因として今問題になっているのが"ドライアイ"。文字通り、涙の量が減って眼球の表面が乾き、正常な状態を保てなくなる病気です。意識的にまばたきの回数を増やしたり、加湿器の使用、あるいはあたたかいおしぼりを目に当てる、ドライアイ用の目薬をさすなど、目が乾かないための生活上の工夫が効果的。さらに、きちんとした食事や睡眠、ストレスをためない生活も大切です。また、モニター画面が見上げる位置にあると目の開く幅が広くて乾きやすく、ドライアイの要因に。パソコンは目線より下に置くとよいでしょう。

眼精疲労には、高血圧や糖尿病など病気が背後に潜んでいるケースもあります。素人判断をせずに、早めに専門医の診断を受けましょう。