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お役立ち情報

コンタクトレンズと上手につきあうコツ

コンタクトレンズ(以下CL:Contact Lens)は、「よく見える」「視野が広がる」と便利なものです。眼にとってCLは「異物」です。合っていないものを使ったり、まちがった使い方をすることで眼に重大な障害を引きおこすことがあります。ですからCLは「薬事法」によって、心臓のペースメーカーや人工関節と同じように「高度管理医療機器」に分類されています。医師の処方・指導のもとで取り扱われなければなりません。時間をかけてさまざまなCLを試してあなたに合ったCLを選んで快適な視生活を送りましょう!

使う目的をはっきりさせましょう!

どんな時に使う?

毎日  ときどき  仕事の時  スポーツの時
CLにも遠近両用のレンズがあります。

お手入れできる?

ワンデータイプ以外は、どんなケア用品でも「こすり洗い」「すすぎ」は不可欠です。

コンタクトレンズと涙の関係

CLと角膜の間には涙が存在します。涙はまばたきによって交換されて、酸素や栄養補給・自浄作用など重要な役割を果たしています。とくに読書やコンピュータ作業など集中しているときは、まばたきが減っています。意識的に深いまばたきをして、角膜を新しい涙でうるおしましょう。

「メガネ」は必需品!

黒目(角膜)にも、休ませてあげる時間が必要です。CLだけにたよることなく「メガネ時間」を持ちましょう! 特別な場合を除いて、「CLは朝つけて夜(帰宅したら)はずすもの」と考え、眼のSOSの「充血」や「痛み」が出たら、取りはずしてメガネにかえて専門医を受診しましょう。

アレルギーやドライアイの人は?

CLの性質(素材・デザインなど)や病状の程度によっては、症状を悪化させる事があります。

お手入れ(ケア用品)を確認しましょう!

一日使ったCLには、ほこりや雑菌、眼(涙)からのたんぱく質や脂質が付着しています。ハードCL・ソフトCLどちらも、手のひらでこすり洗いして、よごれを落としてから保存して、翌日の装用にそなえましょう。
また、保存ケースにも雑菌がついています。ケースは一日に一回は乾燥させて、清潔を保ちましょう。

メイク前に装用、メイク落とし前にはずす

「落ちない、くずれない」化粧品は油分を含むため、CLに付くとやっかいです。お手入れのきかないガンコな汚れとなって、CLの曇りや目の異物感・かすみの原因となり、ひいては眼のトラブルを引き起こします。
手指にメイク用品がついていない状態でCLを取り扱って、油分を付着させることのない様に気をつけましましょう。

経済的には?

CLには、お手入れのいらないワンデータイプ(すべてソフトCL)と、お手入れが必要な頻回・定期交換(2ウィークや1ヶ月)タイプのソフトCLやハードCLがあります。
一回のコストだけでなく、安全性と一年間の総コストも考えてみましょう。

コンタクトレンズの規格表示

コンタクト(contact)とは、「接触する」という意味です。文字通り、角膜に直接触れて視力矯正しています。
ですからCLの処方は、角膜の形を検査するところから始まります。規格表示は、ハードCLでもソフトCLでも同じです。使い捨てCLは購入機会が多いので、規格間違いがないように確認しましょう。

一方、ハードCLは使用期間が長いので、開封したらパッケージによる確認ができません。
左右の取り違いをしない管理を心がけましょう。メーカーによっては、ハードCLに左右の区別をつけること(左右のいずれかに印をつける。左右のレンズの色を変える。など)が可能です。

  パッケージ表示 意味
ベースカーブ BC CL後面のカーブで、曲率半径(単位:mm)で表します。「BC9.0」は半径9.0mmの円周の丸みを示します
レンズ度数 P・PWR・D CLの屈折力(単位:D ディオプター)で表します。
レンズ直径 DIA・D・S CLの直径で(単位:mm)で表します。
乱視レンズ度数 CYL 乱視用CLの表示で、乱視の度数(単位:D ディオプター)
乱視軸の角度 AXIS 乱視軸の角度で(単位:°度)表します。
加入度数 add 遠近両用のレンズに表示される近見用の加入度数