診療のご案内

コンタクトレンズと上手につきあうコツ

コンタクトレンズ(以下CL:Contact Lens)は、「よく見える」「視野が広がる」と便利なものです。使い始めたらやめられません。が、眼にとってCLは「異物」です。合っていないものを使うとか、まちがった使い方をすることで眼に重い障害を引きおこすことになります。
ですからCLは、高度管理医療機器のひとつととらえられ医師の処方・指導のもとで取り扱われるべきものです。あなたに合ったCLを選んで快適な視生活を送りましょう!

使う目的をはっきりさせましょう!

どんな時に使う?

・毎日
・ときどき
・仕事の時
・スポーツの時

お手入れできる?

ワンデータイプ以外はどのケア用品でも「こすり洗い」「すすぎ」は不可欠です。

一回の装用時間は?

10時間未満か以上か

経済的には?

ワンデータイプ(すべてソフトCL)は、ひと箱に30枚ほどのCLがおさめられています。使い捨てですのでケア用品代はかかりませんが、頻回・定期交換タイプ(2ウィークや1ヶ月)のソフトCLやハードCL にケア用品は必需品です。一回のコストだけでなく、一年間の総コストも考えてみましょう。

「メガネ」は必需品!

角膜には、充分な涙で休息をとる時間が必要です。CLをはずしてひとときの「メガネ」時間を持ちましょう! 特別な場合を除いて、「CLは朝つけて夜(帰宅したら)はずすもの」です。「充血」や「痛み」という眼のSOSをそのままにせず、取りはずしてメガネにかえて専門医を受診しましょう。

意識的に深いまばたきをしましょう

CLと角膜の間には涙が存在します。涙はまばたきによって交換されて、酸素や栄養補給・自浄作用など重要な役割を果たしています。とくに読書やコンピュータ作業など集中しているときは、まばたきが減っています。意識的に深いまばたきをして、角膜を新しい涙でうるおしましょう。

アレルギーやドライアイの人は?

CLの性質(素材・デザインなど)や病状の程度によっては症状を悪化させる事があります。眼科主治医の指示にそって装用しましょう。

お手入れ(ケア用品)を確認しましょう!

一日使ったCLには、ほこりや雑菌、眼(涙)からのたんぱく質や脂質が付着しています。ハードCL・ソフトCLどちらも、洗浄した手のひらでこすり洗いして、よごれを落としてから保存して、次の装用にそなえましょう。ケア用品によって洗浄力に違いがあります。必ず一度は説明書を熟読ください。また、レンズを保管するケースも清潔でなければなりません。定期的に新しいものと交換しましょう。

コンタクトレンズの規格表示

コンタクト(contact)とは、「接触する」という意味です。文字通り、角膜に直接触れて視力矯正しています。ですからCLの処方は、角膜の形を検査するところから始まります。ハードCLでもソフトCLでも、規格表示は同じです。ソフトCLは購入機会が多いので、規格間違いがないように確認しましょう。一方、ハードCLは使用期間が長いので、開封したらパッケージによる確認ができません。左右の取り違いをしない管理を心がけましょう。メーカーによっては、ハードCLに左右の区別をつけること(左右のいずれかに印をつける。左右のレンズの色を変える。など)が可能です。

パッケージ表示 意味
ベースカーブ BC CL後面のカーブで、曲率半径(単位:mm)で表します。
「BC9.0」は半径9.0mmの円周の丸みを示します。
レンズ度数 P・PWR・D CLの屈折力(単位:D ディオプター)で表します。
レンズ直径 DIA・D・S CLの直径で(単位:mm)で表します。
乱視レンズ度数 CYL 乱視用CLの表示で、乱視の度数(単位:D ディオプター)
乱視軸の角度 AXIS 乱視軸の角度で(単位:°度)表します。

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