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目の病気を知る

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

疲れた時や精神的なストスレスが重なった時など、まぶたがピクピクと細かく痙攣することは多くの人が経験します。通常ぐっすり眠るなどして休むとこの症状は消えますが、心当たりなく自分の意思にも関係なく、まぶたにひくつきやまばたきが頻繁に起きるものが「眼瞼痙攣」です。まぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)の痙攣により突発的に両方の目をギュッと閉じてしまい、思い通りにまぶたが開閉できなくなる瞬目(まばたき)の病気です。
「片側顔面痙攣」でもまぶたに痙攣が見られます。
「眼瞼痙攣」は両眼のまぶたが上下とも等しく痙攣しますが、「片側顔面痙攣」は、片側のまぶたに始まって次第に同じ側の額、頬、口、あごなどの他の顔面筋に広がって一緒に痙攣する病気です。

治療

当院では登録された医師のみが治療できる「ボツリヌス毒素療法」を行います。
まぶたや口の周りの皮下にうすめたボツリヌス毒素を注射して、緊張している筋肉を麻痺させる治療です。
治療効果は注射後1ヶ月ごろが最大で、3~6ヶ月程度は続きます。その後は効果が弱まるため再度注射が必要となります。
副作用として、まれに寝ているときに眼が閉じにくくなることや、物が二重に見えるということなどが起こりますが、これらは一時的なものです。
全身に対する副作用はないため通院治療ができます。
しかし現時点で日本におけるこのまぶたの治療法は、眼瞼痙攣と片側顔面痙攣にしか認められていません。他の顔面の痙攣は認められていません。

※ボツリヌス毒素療法及びボトックス治療対象疾患(眼瞼痙攣・片側顔面痙攣・痙性斜頸)に関する最新情報はグラクソ・スミスクライン株式会社のサイトに紹介されています。

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